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5B病棟では、主に耳鼻咽喉科の患者さんが多く、扁桃炎、副鼻腔炎といった喉や鼻、中耳炎による耳、睡眠時無呼吸症の外科的手術を希望される方々が入院しています。症状を繰り返す方や、慢性的な疾患に悩む方の苦痛や不安を取り除けるよう、術前の説明を丁寧に実施することを心がけ、入院生活の援助や、退院後の生活指導も医師、看護師、薬剤師、栄養士で支援しています。入院している患者さんの年齢層も小児~老年期と幅広く、細やかな観察や対応力が求められます。
病院に併設された睡眠センターと協同し、終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)によりC-PAPの導入やマウスピースの使用、場合により外科的治療を実施しています。病棟にPSG専用の個室を確保し、薬物睡眠下喉頭内視鏡検査(DISE)による舌下神経電気刺激療法も導入しています。睡眠時無呼吸症による生活習慣病の合併を予防することや、早期発見、適切な治療を行っています。また、昨年より経外耳道的内視鏡下耳下手術(TEES)を取り入れ、低侵襲な耳の手術を実施するだけでなく、顔面神経麻痺の患者さんへの神経再生術も実施しています。低侵襲な手術のため、疼痛や術後合併症が最小限となり、入院期間の短縮につながります。
平均在院日数が短く入退院の多い病棟なので、情報の共有を大切にしています。短期間でも安心、安全な治療・看護が受けられるようスタッフ間のコミュニケーションを密に行い、チームワークを発揮できるよう努力しています。
部署紹介を見てくださったあなたへ
今までに耳鼻咽喉科に携わったことがなく、不安をもって入職される方々がほとんどですが、医師からの勉強会や病棟内での勉強会を開催し、知識を身につけた上で日々の業務や看護を実践出来ます。また、5B病棟のスタッフは明るく、活気もあり、忙しい時には協力的であるため、残業時間はほとんどありません。
他職種と連携しながら患者さんのケアを行い、病状が良くなって退院していく患者さんの姿は、やりがいに繋がります。
わたしたちと一緒に地域のために、
ともに笑い、ともに戦いませんか?