JR川崎駅から徒歩5分、京急川崎駅から徒歩7分の駅近くの総合病院で
〒210-0024 神奈川県川崎市川崎区日進町1-50
044-244-0131(代表)
      (予約変更は上記電話まで)
内科
小児科
外科
脳神経外科
整形外科
医師紹介
外来担当医表
診療受付時間
診療内容及び特色
人工関節センター
手外科センター
皮膚科
泌尿器科
産婦人科
眼科
耳鼻咽喉科・気管食道科
麻酔科
放射線科
リハビリテーション科
薬剤部
中央検査科
放射線科
リハビリテーション科
栄養科
医療相談室
人工関節センター(併設)

担当医

六本木 哲 副院長 日本人工関節学会評議員
(統括部長兼務) 日本整形外科学会認定整形外科専門医

人工関節とは
現在、人工関節は、体中のあらゆる関節に使用されています。すなわち肩関節、肘関節、手関節、指関節、股関節、膝関節、足関節などに用いられていますが、代表的なものは股関節と膝関節です。
人工関節はチタン合金が主たる素材で、関節摺動面では主に摩耗に強いコバルトクロム合金が使われ、さらに摩耗を防ぐために特殊なポリエチレン製の部品が組み込まれています。人工関節の素材としてセラミックス等が使用されることもあります。

人工関節の対象疾患
近年、人工関節置換術の進歩は、素材、デザイン、手術手技を含め、目を見張るものがあります。しかし、治療法としては最終的な治療法であり、それ以外の方法がある場合はその方法が優先されます。
股関節や膝関節の場合、末期の変形性関節症の状態でかつ60歳以上の方の場合には、第1選択になります。
また、両側の関節が著しく破壊されている場合や関節リウマチの等疾患においては、若年でも適応になる場合があります。

人工関節手術の日程および術後のプログラム
術前検査:人工関節置換術を受ける事が決定された場合、まず麻酔をかけるための術前検査を外来で
     行います。異常があれば、必要に応じて当院の内科の診察が必要となります。
輸血:  一般に人工関節置換術では輸血を必要とする場合がありますので、可能であれば予め術前に
     本人の血液を採取し、これを貯血しておいて手術当日にそれを使用します(自己血輸血)。
     術中、術後も出血を回収して輸血をします(回収血輸血)。
入院:  基本的には手術の前日に入院となります。
手術時間:1時間半から2時間程度ですが、病室を出てから帰室まで約3〜4時間必要となります。

リハビリテーションプログラム
目安としては、下記の通りです。
・人工股関節置換術
手術翌日 ベッド上起坐可
2日 ベッド上CPM自動運動開始
立位、荷重歩行開始
3週間 退院
・人工膝関節置換術
手術翌日 ベッド上起坐可
2日 ベッド上CPM自動運動開始
立位、荷重歩行開始
3週間 退院

人工関節置換術による合併症
感染:      術後に細菌感染を生じた場合、保存的治療で治癒しなければ、人工関節を
         抜去した後、再手術が必要となります。
関節可動域の制限:手術により、関節の動きが術前より悪くなることもあります。
脱臼:      人工股関節では特定の姿勢をとることにより、脱臼することがあります。
         その場合は静脈麻酔下にて徒手整復が必要となりますが、脱臼を繰り返す場合は、
         再手術となることもあります。
人工関節の弛緩: 人工関節を長期に使用することにより、人工関節のパーツの摩耗をきたし、骨融解が
         生じることにより人工関節が緩むことがあります。その場合には、再手術が必要と
         なります。
肺血栓塞栓症:  人工関節置換術に限った合併症ではありませんが、術後に下腿の深部静脈血栓症を
         生じる事が近年、増加しています。これにより肺血栓塞栓症を生じた場合は、極めて
         重篤な呼吸障害をきたし、死に至ることもあります。

当院における合併症予防の取り組み
細菌感染:    当院では手術はクリーンルームという特別な手術室で行い、術者および看護師は
         スペースマスクという宇宙服のような特殊な手術服を着て手術を行っています。
人工股関節の脱臼:術後早期に起きる事が多いことから、その予防のために術直後から1〜2週間は
         股の間に脱臼防止専用の外転枕を装用しています。
         リハビリでは、日常生活動作で脱臼を生じ難い動作方法を指導します。
深部静脈血栓症: 予防のために、術中および術後に下腿にフットポンプを装着して離床までの期間、
         自動的にマッサージをします(間歇的空気圧圧迫法)。さらに抗凝固薬を一定の期間
         投与します。

リハビリテーション室
【理学療法士】 顧問 炭 孝昭
室長 廣瀬 仁
富永 潮也
佐藤 範佳
逆井 晶
見原 由哉
柳 純平
小川 もも子
前川 将輝
人工関節置換術は主に股関節、膝関節という下肢の関節に行われることが多く、下肢の関節は荷重(体重)を支える関節であり、強固な支持性と円滑な運動性という相反する作用を同時に求められる関節です。
人工関節置換術後のリハビリテーションでは、一般の外傷とは異なり、疼痛により長期間にわたり十分に使用することが困難なために生じた“動きづらさ”や“筋力の低下”をきたした関節を、人工関節に置き換えることにより、発症(痛みのために生活に困難を生じる)前の状態に回復させ、術後の日常活動や余暇活動の獲得を目指します。
入院中は、術前評価より介入し、術後は早期よりリスク管理を含めたリハビリテーションを開始し、退院時には日常生活動作を考慮に入れ、上記に紹介されたスケジュールに沿って、個別に対応します。
担当するのは、医療技術者は理学療法士という国家資格を有した者です。
尚、当院の理学療法士は、日本理学療法士協会、神奈川県理学療法士会の主催する運動器をはじめとする基礎分野、臨床分野での研鑽活動に積極的に参加し、関連学会等に研究発表も行っています。


COPYRIGHT(C) ota general hospital all rights reserved.